しまざきさん

 ある冬の日、車に撥ねられたらしく道路縁に転がっていました。通りかかった館の主人があの世に旅立つ一夜の宿として、仕事場の軒先に連れ帰ったのが縁となり、以来、皆さまにシマザキさんと呼ばれ、当館の番猫として居候する日々です。